『ニワニワ』 チオ・アリン
"niwa niwa" CHIO ALLIN
変拍子を鋭く刻むリズミックなピアノ、深い叙情を湛えるまろやかな歌声…ポップ、ジャズ、現代音楽とあらゆるジャンルを飛び越えていく無限大の才能。日本人ピアニスト/シンガー、チオ・アリンによる衝撃のデビュー作品。
困難を恐れないあるがままの音楽に心から感動しました。そんなところへ向かおうとしているチオちゃんの姿勢に共感します。世界への思いやりというのはこういう生き方のことだと思う。
━━AYA(OOIOO)
少年のような声と新鮮なピアノの響きが生み出す静寂と躍動。これは異国の神話?
━━野中太久磨(Ultra Living,HIM)
"ワオ!"と思わず声を上げてしまった。チオ・アリンは、自由の音楽家だ。世界の音楽ルーツを探求しながら、豊かな個性とコンテンポラリーな表現方法を確立している。これは世に出さねばならない、その才能を知らしめるために。力強く、繊細で、活力に満ちて・・・その音楽は、常に彼女自身に対して、自由で偽りがないのだ
━━オマール・ソーサ
本作は2007年7月にドラム奏者、ラムセス・ロドリゲス(チューチョ・バルデス、ロベルト・フォンセカ、ジューサと共演。来日経験もある若手実力派)とサックス奏者、アリエル・ブリンゲス(デビット・ムライ、チューチョ・バルデス、イラケレ・ニュー・コンセプションなどと共演)とキューバで録音(@は除く)した第一作。作曲・作詞は@を除いて全てオリジナル。予定調和的なサルサやラテン・ジャズ的な演出は一切なし、繊細にキューバ音楽を内包するドラマティックな演奏と歌(日本語&スペイン語&ヨルバ語)は、既存のジャンルやスタイルを超越する新しいコンテンポラリー・アーティストの誕生を伝えている。
チオ・アリン:ピアニスト&シンガー。東京生まれ。国立音楽大学卒業後、キューバ国立芸術学院に留学。クラシック、ジャズ、ロック、キューバンと多彩な音楽を探求したうえに、コンテンポラリーなピアノと深い叙情を湛えた歌で、新しいスタイルを創造する。
録音:キューバ・ハバナ、アマデオ・ロルダン劇場(9曲)、東京(1曲)
録音参加メンバー:
ラムセス・ロドリゲス(dr)
アリエス・ブリンゲス(alto sax)
<収録曲>
※タイトルをクリックすると試聴できます
1.
OBATALA / オバタラ
2.
NI BRASIL / ニ・ブラジル
3.
DUMA / ドゥマ
4.
MALECON LOVE / マレコン・ラヴ
5.
ORBITA / オルビタ
6.
CISNEROS / シスネロス
7.
LA MONTAムA / ラ・モンターニャ
8.
NUEVO ALGO / ヌエボ・アルゴ
9.
ASHITA AYAGUNA / アシタ・アヤグナ
10.
TWO PERSONS / トゥー・パーソンズ