「先日、台風で足止めされた名古屋のホテルでひたすら聴いていた。今でもそれが現実だったのか夢だったのかわからない。ああいうのを白昼夢というのだろう。最初に"CHOLO SKINS"って夢のようなワードを耳にしたのは、実はそんなに昔ではなくて2009年ぐらいだったと思う。双方の文化に全く明るくない自分でも山ほどの共通点を見いだす事が出来たし、バンカーの愛読者としては、間違いなく60年代から存在していた事も容易に想像ができた。RIVAS STUDIOらしいORGANがより強調されたこの作品を再生しながら、「どっちかと言うとJACKIE MITTOOよりANSEL COLLINSぽくない」? とか無粋な御託を共有しつつ、年上の友達に借りた車で街を見下ろせる丘の上に行きたくなる。人生最良の日の、郊外の夕方に最適。」━━ Struggle For Pride 今里