[7"EP]
Carrie Riley ａnd The Fascinations
"Super Cool / Living In A Lonesome House Without You"

1970年代中期、フロリダ州レイクランドから生まれた非常にレアなソウル/ファンク・マスターピース。この2曲はキャリー、ホレス、ジェームズのライリー兄弟がフロリダ州ナッシュヴィルのレーベル、ミュージック・シティでリリースする為にオーバーンデールの特別なレコーディング・スタジオ、セントラル・スタジオに持ち込んだものです。そしてジェローム・マクニール、ウィリアム・フリーマン、ブルース・ボールデン、サム・グラハムがバンドに加わり、キャリー・ライリー＆ザ・ソウル・ファシネイションズというグループ名となったのです。

Now Again＆JazzmanのFloridaFunkのコンピレーションにディープ・ファンクのレア・トラック、“スーパー・クール”が収録されてから15年が経ちましたが、ザ・ファシネイションズの類なき才能が記録されたジェイムス・ライリーのグループ・ハーモニーによるB面“リヴィング・イン・ア・ロンサム・ハウス・ウィズアウト・ユー”は全く知られないままでした。

'70年代初頭、ファシネイションズ（元の名前はSoul Fascinations）を結成したライリー家のメンバー、ジェームズ、ホレス、キャリーは、何人かの友人らと、自分たちの血に流れる音楽を発展させ、演奏していくことになりました。父はピアノを弾きブルースを歌うミュージシャンでした。子供の頃、夕食の後に古いアップライト・ピアノの周りに集まり、父の演奏と歌を聴いていました。私が14歳、兄弟のジェームズとホレスが16歳と17歳になる頃には皆楽器を演奏するようになっていたのです。ミュージック・シーンの才能たちに夢中になっていました。私はダイアナ・ロス、チャカ・カーン、グラディス・ナイトそしてメイヴィス・ステープル。兄弟たちはコモドアーズ、クール＆ザ・ギャング、リック・ジェームス、アース・ウィンド＆ファイアーがお気に入りでした。アイズレー・ブラザーズも大好きでした。私たちが何時間も練習を続けるように仕向けたジェームズこそがレコーディングでの成功の原動力でした。時には夜中の2時まで人気の曲を練習していたことも。ジェームズが曲を書き、ホレスと私でメロディーを発展させました。アレンジやメロディーなどのアイデアも提案しました。時は経たずマイアミに行き、タイトル曲である「スーパー・クール」、「リヴィング・イン・ア・ロンサム・ハウス・ウィズアウト・ユー」、他いくつかのトラックをレコーディングしたのです。 「スーパー・クール」は私にとって特別な曲です。それは恋愛関係と信頼についての曲ですが、一方“ロンサムハウス〜”は恋愛と別れについての曲です。 70年代には膨大な素晴らしい音楽が生まれました。愛と人間関係を歌った素晴らしき音楽の時代に、私たちの音楽を残せたことを嬉しく思っています。

愛をこめて
キャリー
（レーベル資料より）

※この商品は輸入盤です。（日本語テキスト等は付属していません）

Side A: Super Cool
Side B: Living In A Lonesome House Without You