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商品番号ZBB-1019
タイトル[BOOK] EASTSIDERS
著者GREGORY BOJORQUEZ
販売価格13,200円
税・送料税込・送料別

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[BOOK] EASTSIDERS
GREGORY BOJORQUEZ

洋書写真集
写真159点(カラー&モノクロ)1996年-2014年撮影
サイズ:236×288×26mm

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地元である全米最大のメキシコ系バリオ、イーストLAのストリートを90年代より記録してきた写真家、グレゴリー・ボホルケスによる初のハードカバー写真集。初版版(現地売切れ)。



以下、2009年にイースト・ロサンゼルスで初の展示会を開催した際に宮田が雑誌『LOWRIDAZ』用に現地で本人にインタビューした記事内容より。

「俺たちはどこに属しているのか?」
ある者は即座に「この日本」と答えるだろう。でも君は「職場」或いは「学校」と言うかもしれない。または「俺はどこにも属してなんかいないさ」と自由と自立を気取る奴もいるに決まっている。答えは無数だし、どれも間違いではないはずだ。
しかし、もしアメリカであなたがこういった質問を受けたとしたら、その意味は異なったものとなる。国や会社といった括りではない、もっと人間の眼には映らない、生きてきた時間のなかで定まってきた自分の生き方なようなものを尋ねているのだ。肌の色、出身地、母国語、経済的状況・・・アメリカで暮らす人々は、そんな差異を曝け出し、意識しながら、アメリカという社会に参加する。「自分は何者なのか?」といった自問自答は日常のなかで繰り返されるのだ。
そんな意識がコミュニティといわれる地域共同体の源だ。まずは同じ民族、同じ言葉を話す人間同士が集まって暮らしていくのは、ごく自然なことだろう。しかし、それだけではない。土地に根付いた伝統や習慣への歴史的解釈、社会や政治への問題意識といった生活感覚を共有することで、そのコミュニティはさらに成熟していく。
「イースト・ロサンゼルス」を撮ったグレゴリー・ボホルケスの写真は、最も有名なチカーノ・コミュニティたるあの強烈な「匂い」と共に、そんな地域の成り立ちを想像させている。空間的なテリトリーであると同時に、精神的な拠り所としてのバリオへの賛辞。ここが「俺たちの属しているところ」という彼らの高らかな宣言が聞こえてくるようだ。

グレゴリーは現在35歳。イースト・ロサンゼルス=イーストサイドで生まれ育った。趣味として写真を始めたのは、17歳の頃。最初の頃は、なぜかホームレスの人など、誰もが被写体として考えつかないようなテーマに興味をもったという。既に長い歴史をもつ全米最大のバリオ、イースト・ロサンゼルスには、壁画やスペイン語が溢れる町並みなど、プロカメラマンならずとも思わずシャッターを押したくなるようなエキゾチックな風景が広がっている。しかし、地元で生まれた人間と我々のような外から来た人間では視点が異なるのは間違いない。いつも目にする町の姿、そして人々を、地元で暮らしてきたカメラマンがどう切り取るのかということも気になる。
今回、ロサンゼルス・アート・ディストリクトにある01ギャラリーで開かれたソロ作品展には、36点の作品が集められた。ディレクションを行ったのは、イーストサイドのアート・シーンと長い間関わってきたクリスティーナ・オチョア。彼女は、あのグラフィティ・アーティストの大御所、チャズ・ボホルケスの私生活でのパートナーでもあり、ストリート発ポップ・アートを表現するチカーノ・クリエイターに対して最も理解のある仕掛け人として有名である。そう、ご覧のようにグレグリーもストリート発のスタンスを強くもつ表現者だ。

これらを撮影するために、彼は日々頻繁にイーストサイドを回ってきたという。一週間全く撮れないこともあれば、一気にフィルムを使い果たしてしまうような瞬間に出会うこともあった。映し出されたのは、若いチョロとチョラのカップル、リカーショップの壁、洗車場のローライダー、プロジェクト(低所得者用住宅)の窓、週末のパーティなどなど。恣意的に演出したものではなく、ドキュメンタリー的な意図も強く感じられる。このシリーズのきっかけとなったのは、週末に行われたあるパーティでのある事件だった。撮影した友人の仲間が、その15分後に銃弾によって突然命を奪われるという悲劇に遭遇したのだ。そんな経験をもとに、地元出身者だからこそアクセスできるイーストサイドの日常を撮り始めるようになったのだという。(LOWRIDAZ 2009年)

☆GREGORY BOJORQUEZ
ロサンゼルスのストリート・カルチャーを得意とする注目のカメラマン。DUBマガジンでの活躍は有名。『EASTSIDERS』の作品は、LAウィークリー、ビッグ・タイム・マガジンで紹介されたほか、元副大統領であるアル・ゴアの著書『THE SPIRIT OF FAMILY』のなかにも、著名なカメラマンの作品と一緒に紹介されている。

ALL PHOTOS : (c) GREGORY BOJORQUEZ

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